池袋ナントカパークの人。

仕事が一カ所で済んで、

夕方の明るいうちには家に着ける日に、

急に小説が読みたくなり、

乗り換え駅の小さな街で、小さな本屋に寄ってみました。



石田衣良。



　　　　　　　　＊＊＊



随分前、池袋のとある店でご本人を見かけました。

初めはただ

　　後ろから見ただけでもセンスの良い（でもラフな）服装での、

　　遅くもなく早くもない歩幅と歩き姿勢が、大人の余裕を感じさせていて



　（ここら辺にこんな素敵な大人の男性もいるのね〜。）

くらいにしか思っていなかったんだけど、



顔が見えて、

（あ・・・誰だっけ？誰だっけ・・・あ・・・池袋ナントカパークの人だ）

と思い出し・・・



でも

あのドラマも原作も興味が無かったので

私の中でご本人の雰囲気のイイ緩さだけが残っていたのですわ。



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で、本屋でひさびさその名前が目に入って、興味を持ったワケです。

短編集。主人公達は３０代〜。一編だけ60代のがあった。

走り読みをしてみると意外に読みやすく描写もわかりやすかった。




主人公のどれもがどこか【諦め】を持っているのは30代のせいだろうか。

一編一編読み終わる毎に

（はぁ〜・・・）

と共感してしまう自分が笑えるww





今日、短編集２冊目に突入。